Self Liner Notes 『火を吹く二人 』
『火を吹く二人』曲紹介 -短かいver.-
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自分が向き合っている誰かが”実際”のところどうなのかなんて一生分からない。
家族に向けてる顔、友達A,B,C,に向けてる顔、他人に向けてる顔、自分だけが知ってる顔 etc...... いろんな側面があって”その人”だ。
「誰かからみたら天使で誰かから見たら悪魔」なんてよく聞く話で、時間的距離的精神的に近くにいたとしても、他人を100%攻略するなんてできない。目の前にいる誰かが良い人である保証はないし、そもそも良い人の基準って人によって違う。
だからきっと、「私はこの人をこういう人だと思うから一緒にいたい」とか「この人のこういう面が好きだから信じたい」とか、『自分がどうしたい』かを基準にして判断していくしかないんだと思う。
例えば誰かに嫌なことをされた時、その一つだけだから許すのか、魔女裁判なみに責め立てるのか、それとも大きな優しさで後悔させるのか。
自分次第だ。
周りの人がどう言おうが、二人の世界を知るのは二人しかいないから、正解を導けるのも当人たちしかいないんだ。
この『火を吹く二人』は「周りがどうではなくて、自分がどう向き合うか信じるのか」を考えに考えてできた曲です。
みんな人生1周目。最初から全部上手くいかないのだから、自分の心に耳を傾けてゆっくりじっくり悩んで生きていきたい。